若はげは納豆のイソフラボンで予防を!

畑の牛肉とも呼ばれる大豆から作られる納豆は、その豊富な栄養成分から健康食品として非常に有名です。
しかも、世の男性に嬉しいことに、納豆は若はげの予防にも効果的です。
髪の毛は、成長期、退行期、休止期という3つのサイクル(ヘアサイクル)を繰り返し、一定の周期で生え替わり続けるのですが、若はげの原因となる男性型脱毛症(AGA)では、男性ホルモンであるテストステロンがこのヘアサイクルを乱してしまいます。
具体的には、このテストステロンが変化したジヒドロテストステロン(DHT)が毛根を萎縮させてしまい、毛髪が充分に成長しないうちに退行期を迎えてしまうため、若はげが促進されてしまうのです。
一方、女性ホルモンであるエストロゲンは、ヘアサイクルにおける髪の成長期を引き伸ばす働きがあります。
つまり、エストロゲンは毛根に対してDHTとは逆に作用するので、DHTにより乱れたヘアサイクルを元に戻す効果が期待できるのです。
納豆の原材料である大豆には植物性たんぱく質が含まれている他、イソフラボンと呼ばれる植物ポリフェノールの一種が含まれています。
このイソフラボンは、エストロゲンに分子構造が大変似ており、人の体内でも同じような作用・効果をもたらします。
特に発行食品である納豆は、体内への吸収率が高いので、効率良くイソフラボンを摂取するには最適な食品なのです。